WORKERS Flannel Outdoor Shirt, Blue Plaid

¥19,250

クリア
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久しぶりに登場したネルシャツ。ワークシャツのようで、仕様が微妙に違うので「Outdoor Shirt」とネーミング。

元ネタはウールリッチのビンテージ。元ネタはウール生地のところ、WORKERSは厚手のコットンネル。 「ネルシャツ仕様」にはせず、細部はウールシャツそのもの。前立て裏・カフス裏・台襟裏に黒のコットンサテン生地。元はウールで肌が触る部分の感触を良くしたいとか、厚みが出すぎる部分を薄くしたい。そんな意味合いの仕様をあえて取り入れています。

フロントにはフラップポケットが二つ装備。袖口は縦方向に開きの無い始末。冬のシャツなので袖はあまりまくらない。さらに、織りが粗いコットンフランネルに開きの切り込みを入れると、長く着た時にそこから裂ける可能性がある。という事で開きの無い袖口始末にしてみました。

脇にはマチ装備。表地では厚みがありすぎ、かつ織りも粗くて強度が出ないのでコットンサテンの別布使い。

ワークシャツとの違い、背ヨーク無し。
厚みのある生地なので背ヨークを乗せるとどうしても袖ぐり巻縫いをしたとき、肩の縫い目部分がかなりいびつになります。そのためもあり、60年代頃にネルシャツは巻縫いからインターロックに切り替わっています。今回は巻縫いでやりたい。ウールシャツを見て「そうか、そもそもヨークを無くせばよいのか」と気づきました。

通常のシャツより大きめの尿素ボタン。この辺りはヴィンテージ ライクでさりげないこだわりです。

一口に「シャツ」と言っても、生地の風合い・厚みや着用する用途を考え、細部の仕様が調整・工夫されています。

素材、8オンスほどのネル。ブルーをベースにブラウンとサックスブルーで格子が組まれたとても良い配色。

ジーパン、チノパンとなんでもこいな色は秋口〜冬はインナーと用途の幅は広いかと。着込むごとに柔らかく風合い変化してゆくのも楽しみの一つです。