そうです。後付けです。

こんばんは。CITRON長沼です。

定休日ですがお仕事。

来年に向け色々な製品を企画中

サンプル進行や、年内にオーダーを入れなければならぬやつもございますのでね

やること野村萬斎でパンクしまくりでございやす。

ちゅうことで本日はこちらを

[WORKERS Heavy Sweat “ATOZUKE-PARKA”]

楽しみにされていた方も多いWORKERSの後付けパーカー。

古着好きの憧れ後付けのパーカーなわけですが

名前の通り、クルーネックのスウェットにフードを後から付けているんです。

当時のミシンなどの理由でこのような縫製方法しかなく、生まれたデザイン。

その後フードと一体型で生産できるようになっていくわけですが。

この後付けというのが1950年代以前の古いスウェットに見られるデザインで

とにかく貴重だし、昔から高い!!!

そして今はもっと高い!!し見つからなくなってきました。

今回WORKERSが実に良い塩梅でつくってくれましたので

往年の憧れを満たすべく、複数色買いをたくらむ人もボチボチおりますね。

私もその1人。

何気なく後付けなんて言いますが、フードが立体的に、そして綺麗な縫製仕様となるとそんなに簡単なものではありません。

何度もサンプルをつくりやっとのことで完成。

展示会もギリギリに上がったと当初舘野氏が仰っておりました。サンプル作り過ぎて利益でるのかしら・・・とも。

ボディの首元は両V

ネック前後にVガゼットが入るディティール

それからセパレートポケット。

通称セパポケ。なんて言いますが。

古いスウェットの王道ディティール3種盛りの豪華仕様。

涎がとまらないやつですね。

ほいでもって素材ですが素材は30 番・中30 番・裏7 番で、裏の糸ループを短く編み、さらに起毛をかけた本格的冬用スウェットです。18ゲージでガチガチに目を詰めて編んでいるので形崩れしにくい。重さ15 オンス程あり、いわゆる「超ヘビーウェイトスウェット」でも化繊は使っていないのでしなやか。オートミールとグレーは杢っぽい編み目が見えるかと。