今年も無事に到着です。

こんばんは。CITRON長沼です。

定休日。

けれどもやること野村萬斎でせっせと仕事しとります。

お客様にもご来店頂き、お買い物を楽しんで頂けましてありがたい限り。

そう、お休みですがお店にはいるので、お近くの際は遊びにいらしてくださいませ。

しかし、撮影やら書類整理でやや汚めなのはお許しを。（いつもか？）

それから4月はイベントが決まりました。

WORKERSのレザージャケットのオーダーイベントを開催致します。

前情報でレザージャケットはつくるものの、卸はない。と言われておりました。

というのも、利益が少なく、量がつくれない為、卸をしない。と言われておりましたが

お願いにお願いを重ね、少量ですが取り扱いができることに。

本当にありがたい。

写真では伝わりづらいのですが、茶芯が浮き出て、めちゃくちゃ格好良い。

ディティールも最高。

是非生で見られる機会が少ないですから、このイベントで袖を通して頂きたいです。

サンプルサイズを着てオーダーできる機会は非常に貴重です。

WORKERSのレザーで悩んでいたお客様はこの機会を逃さぬようにしてくださいませ。

また詳細は後日お知らせ致します。

取り急ぎ、日程のご報告でした。

ということでお問い合わせの多いこちらを。

[KANELL BONAPARTE]

今年も無事に届きましたKANELL BONAPARTE

その着心地の良さから、色ち買いが続出。

私も毎年買い足しておりまして、今時期はかなりのヘビロテ。というか冬場もインナーで着たりするので

結構な活躍っぷりなんです。

インナー使いもしやすいですしね。

バスクシャツ特有のボートネック。

けれども横幅はボチボチに収めているので、Tシャツを下に着てもチラリと見えるぐらい。

私の様ななで肩はボートネックが苦手なのでこのバランス感は最高かと。

元がニットメーカーなだけあり、リンキングの技術にも注目したい。

特徴的な肩部分は前身と後身を重ね合わせて編み上げることで、ショルダーラインは生地が2重となり補強や伸び留めとしての機能的な役割に加え、アイコン的な仕様に。50年代から現代まで同じ製法でつくり続けている。生産効率、機能性、ビジュアルをまとめて表現できる合理性ある素晴らしい仕様。

裾や、袖口は飾り編みを採用。通常カットソーでは二本針やルイス仕上げになる為、”糸でボディに縫い付ける”のが基本ですが飾り編みはボディに直接編み込みます。肌当たりが良くなり、縫い目がないのでほつれる心配もなく耐久性にも優れる。裾の反り返りを防ぐ効果もあり、非常に機能的な仕様。

また、脇の三角マチは横編みならではの減らし目によって仕立て。減らし目による成形は縫製をしないので、縫い目がなくゴロつかず、着心地の向上につながります。

使用している素材はVintage Jersey。極限まで度目を詰めたヘビーウェイトな編地は重厚でありながら、横編み機独特の柔らかさを兼ね備えています。一般的なバスクシャツの生地とは全く別で伸縮性があり、ガッシリとした生地ながらもはじめから着心地が柔らかく着やすいです。

ちなみにこちらボーダーの数は密かに拘りがあります。
ボーダーの数を数えるとボディには21本、袖には15本のボーダーを配置。計36本となります。これは今でも崇拝者の多いフランスの英雄ナポレオンの戦勝記録と同じ数です。敬意を表し、フランス軍の下級兵のユニフォームとして採用した際は36本のボーダーに。ボディには21本、腕には15本この数が正式なマリンボーダーと規定されていました。

しかし、洋服にはサイズがある。各サイズに36本を入れるとなると、サイズごとにボーダーの幅を変えなければなりません。ロスが多く生産が難しい為、極少量しか世に渡りませんでした。その為、ヴィンテージ界隈でも36本のマリンボーダーは幻の1着なのです。

そんな幻の一着を生産できるようにKANELLは、生産体勢を整え現代に真のマリンボーダーを復活させました。