フランスにはまだこんな傑作が

こんばんは。CITRON長沼です。

今朝は大雨、雷でした。浜松周辺のみなさまご無事でしょうか。

電車も止まってしまったようで、展示会周りで動いているバイヤー仲間の皆様の

ヒーヒー言っている声が聞こえます。どうか風邪を引かないように。被害も出ませんように。

そうそう展示会周りといえば私も昨日行ってきまして沢山の収穫がございました。

色々とご報告したいことはあるのですが、店頭には新作が続々届いておりますので

展示会に関してはまた後日。

今日は早くご紹介したくて堪らなかったこやつを

[JOSEPH MALINGE CHASSE CHOCOLAT/D]

ついにCITRONにも革靴が届きました。

お店を始めるにあたってどんなブランドを扱うか非常に悩みました。特に革靴はとても悩みました。

靴に関してはサイズを揃えなければならないし、価格も洋服と比較すると高くなる。

オープン仕立ての新参者には負荷が重いのなんの。しかし、アメリカントラッド、アイビーなスタイルにはオーセンティックな革靴は必要不可欠。

生産背景、そしてクオリティの高さが抜きん出ていた。サンプルを見たときは”すげぇなぁ”と素直に感じました。いや口から漏れました。

そんなブランドがJOSEPH MALINGEでございます。

まずはブランド詳細から。

Joseph Malinge/ジョセフ・マランジュ


MALINGE家の挑戦の第一歩は130年前に遡ります。現当主の曾祖父となる創業者Joseph Malinge(ジョセフ・マランジュ)はフランス西部、トゥルーランドリーの町で木製ソールのクロッグシューズの製作を生業としていました。1889年に勤めていた工場を引き継ぎBOTTIER POLIANEを設立。その頃からフルレザーシューズの生産にも取り掛かるようになります。/

彼の息子が生産を取り仕切るようになる頃には、ビスポークシューズを中心に乗馬ブーツなども手掛けるハンドソーンのシューメーカーへと形をかえてゆきました。

彼らの作るシューズは、その頑強な作りと計算され尽くした快適なフィッティングで、広く知られるようになります。現当主の父親である3代目に引き継がれる頃には、ビスポーク事業と並行して既成靴の生産も行うようになります。1986年”JOSEPH MALINGE”を本格的に始動。

4世代にわたり培われてきたノウハウ、工場設備、タンナーとの友好関係などいずれも一朝一夕で得られるものではなく、現当主Josephにとってかけがえのない財産となり大事に受け継がれています。

トゥルーランドリーにある工場で使用する一部の機械はとても古いものです。現代では入手することができない貴重な機械をメンテナンスしながら最前線で稼働しています。これらの装置は近代の機械では再現することのできない”味”を製品にもたらします。

製靴技法は多岐にわたり、ノルウィージャン、グッドイヤー、ブレイク等様々なウエルトで多様なデザインに対応しています。同時にスキンステッチなど、極めて職人的な手作業にも対応する技術力も併せ持ちます。また、代々受け継がれてきた靴職人としての膨大な量のアーカイブは多様なスタイルの製作にも適応可能なノウハウとして蓄積されており、非常に柔軟性に富んだ生産背景を実現しています。タンナーとの結びつきも強く、デュプイ、アノネイ、デジェルマン、アース、レミーキャリアットなどのフレンチタンナーを中心に、デザインや用途に応じて最適な素材を取りそろえることができます。


てなブランド。

OEMのファクトリーとして有名でしたがCORTHAY(コルテ)の生産を請け負っていたのには驚き。ベルルッティなどと並び称されるブランドになりまして、そのクオリティはお墨付き。

当時グッドイヤーの製品はほとんどがこの工場でした。

そして自社のJoseph Malingeをスタートさせたわけです。

このファクトリーの技術力は本当に高く、そんな技術を楽しめるデザイン。ということで

第一弾に選んだのがこちらの”CHASSE”

定番のUチップシューズ

しかもスキンステッチです。

表に縫い目をださずに縫合する技術なのですが、これは機械では縫えないので全て手縫い。

少しでも表面に穴ができればB品となる非常に難しい技術。

ソールの縫いつけはノルウィージャン製法。

登山靴などに用いられていた縫製仕様で、高い防水性と耐久性を備えます。

しかもダブルステッチが施されてる!!!半端ねーです。ええ。

このステッチワークもとても綺麗なので良く見てやってください。

アウトソールはドルフィンソールで全天候型。

昨今の天気事情ではこんなソールでないと安心できませんね。

インソールにはコルクが詰められているので、履くほどに足に馴染んでゆきます。

袋ベロも特徴のひとつ。

カントリーシューズなどでも良く使われていますね。

小石などの侵入を防ぐために考案されたディティール。

このミックス具合がなんとも言えない。

そして今回使用している素材がフランス デュプイ社のボックスカーフ。

エルメスが使用していたことでも有名なデュプイのカーフをパティーヌ仕上げをかけてもらいました。ベルルッティとかでもありますが、ムラ感のある仕上がりに。色気があります。

柔らかく繊維の細かい革でとても美しいです。

手入れ次第で色々な表情を見せてくれるであろうボックスカーフです。

ブラッシングだけでも十分きれいに経年変化しれくれそうですね。

この靴はホールカットのように切り替えが少ないので、優しく足を包み込んでくれます。

もちろん足馴染みも良いです。

手書きの表記もいい感じ。

非常に格好良い。納得の仕上がりです。

私で足長約26.3cm

AldenだとUS 8H、ParabootはUK 7Hを普段履いて、この靴はサイズ41Hがちょうどいい感じ。

ややキツめですが馴染めば丁度良い具合です。

捨て寸がParabootと比べるとあります。

着こなしですが

フレンチっぽいスタイルではmidaのカバオールにベイカー パンツ、首元にスカーフやバンダナを巻くのはいかがでしょう。

アース系カラーでまとめながらもサイズ感でスタイリッシュに清潔感のある見た目

ジーンズとジャケットスタイルの足元には間違いないですね。

程よい存在感、良く見るとパティーヌ仕上げで、あれ、お洒落ね。とつい靴を見つめちゃう。

カーゴパンツにGジャンといったカジュアルな着こなしにもバッチリですよ。

ノルウィージャンはボリュームがあるので、この手の着こなしにもすんなり馴染みます。

マックイーンパンツにECWCSの組み合わせにも。

オレンジのスウェットを挿してアクセントに。

JOSEPH MALINGE CHASSE CHOCOLAT/D PRICE:81,400-(税込)

※商品名クリックで通販ページへ

まだフランスにこんな傑作があったなんて。。。

本当に良い靴です。

これだけのクオリティをキープするのは非常に大変なこと。

まずは一度試すしかございませんよ。

それでは

本日は

この辺で

アディオース!!!!

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