KANELL BONAPARTE MARINE ECRU BORDER

¥18,480

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ブランド定番のモデルである”BONAPARTE”。

真のマリンボーダーの服。所謂船乗りの為の服(バスクシャツ )です。

一般的なバスクシャツ よりもボートネックの幅が小さいので、一枚で着ても問題がないのが嬉しいところ。

元がニットメーカーなだけあり、リンキングの技術にも注目したい。特徴的な肩部分は前身と後身を重ね合わせて編み上げることで、ショルダーラインは生地が2重となり補強や伸び留めとしての機能的な役割に加え、アイコン的な仕様に。50年代から現代まで同じ製法でつくり続けている。生産効率、機能性、ビジュアルをまとめて表現できる合理性ある素晴らしい仕様。

また、脇の三角マチは横編みならではの減らし目によって仕立て。減らし目による成形は縫製をしないので、縫い目がなくゴロつかず、着心地の向上につながります。

裾や、袖口は飾り編みを採用。通常カットソーでは二本針やルイス仕上げになる為、”糸でボディに縫い付ける”のが基本ですが飾り編みはボディに直接編み込みます。肌当たりが良くなり、縫い目がないのでほつれる心配もなく耐久性にも優れる。裾の反り返りを防ぐ効果もあり、非常に機能的な仕様。

使用している素材はVintage Jersey。極限まで度目を詰めたヘビーウェイトな編地は重厚でありながら、横編み機独特の柔らかさを兼ね備えています。一般的なバスクシャツ の生地とは全く別で伸縮性があるので、ガッシリとした生地ながらもはじめら着心地が柔らかく着やすいです。

 

KANELLのボーダーの数は密かに拘りがあります。
ボーダーの数を数えるとボディには21本、袖には15本のボーダーを配置。計36本となります。これは今でも崇拝者の多いフランスの英雄ナポレオンの戦勝記録と同じ数です。敬意を表し、フランス軍の下級兵のユニフォームとして採用した際は36本のボーダーに。ボディには21本、腕には15本この数が正式なマリンボーダーと規定されていました。

しかし、洋服にはサイズがある。各サイズに36本を入れるとなると、サイズごとにボーダーの幅を変えなければなりません。ロスが多く生産が難しい為、極少量しか世に渡りませんでした。その為、ヴィンテージ 界隈でも36本のマリンボーダーは幻の1着なのです。

そんな幻の一着を生産できるようにKANELLは、生産体勢を整え現代に真のマリンボーダーを復活させました。

定番的なデザインはスタイリングの幅が広く、合わせるものに困りません。

ニットライクなアイテムですが洗濯は通常の洗濯で問題ないのも嬉しいところです。

 

 

SIZE SPEC

S 肩幅44/身幅47/着丈64/袖丈56

M 肩幅48/身幅 51/着丈66/袖丈57

L 肩幅51/身幅54/着丈68/袖丈58

素材:綿100%(Vintage Jersey)

生産国:フランス

モデル(176cm 63kg)着用サイズ:S